佐々木勝
【誕 生 日】1952年6月4日
【出 身 地】
【出身大学】東京医科大学
【現 職】日本大学客員教授
1977年 東京医科大学卒、東大脳外科医局に入局し三井記念病院、都立墨東病院、日赤医療センターなどで脳神経外科医として勤務。脳神経外科専門医取得後救急医として東大救急部、埼玉医科大学総合医療センター、都立府中病院に勤務。
1988年 上海列車事故にて上海に派遣され診療。外国における邦人の多数傷病者事故に公的に同胞が支援を行った初めてのケースとなり、本国への送還サービスが話題に。
2004年 日本初となる東京 DMAT(Disaster Medical Assistance Team)を国に先駆け設立。同年10月新潟中越地震派遣。2011年東日本大人災などの自然災害は勿論、2007年渋谷温泉施設ガス爆発事故、2008 年秋葉原通り魔事件、2013年秩父宮ラグビー場 NEWS コンサート多数傷病者発生事故などの東京の局地災害にも関与。
2005年3月 オーストラリア・台湾救急視察。
2005年5月 尼崎市 JR列車事故ヒアリング調査に同行。
2005年10月 台北市主催の「Second Annual Taipei International Healthy Cities Conference and
Exhibition 2005」にて「Disaster Response in Tokyo」発表。
2006年 「Third Annual Taipei International Healthy Cities Conference and Exhibition 2006」「Taipei Healthy Cities Leaders Roundtable and International Healthy Cities Conference」にて「the Operation of the Tokyo DMAT」発表。
2006年 東部方面衛生隊の首都直下地震対応訓練紹介に招待され、その後、2010年用賀駐屯地での災
害講演も含め自衛隊との災害協力の模索が始まる。
2007年 都立広尾病院副院長、2012年同院長、2016年東京都保健医療公社副理事長。
2010年4月 香港開催の「Disaster Management Seminar 417」に「Roles of EMS in Disaster Response in Tokyo」の講演。
2012年 都立病院の災害時の BCP(Business Continuity Plan)策定。
2013年11月 自衛隊ヘリコプター広尾病院屋上離発着訓練。
2015年 「防衛省・自衛隊の第一線救護における適確な救命に関する研究会」の座長を拝命。「第一線救護衛生科隊員」の設立に尽力。
2015年 プレホスピタルケア 10月号「自衛隊は国を守る前に、自衛隊員を守れるか?~今。自衛隊の
安全安心のために、あらためて戦傷医療を考える」、Will 11月号「リスクを言うならまずここから見直せ;あまりにおそまつ!自衛隊の医療」、2016年防衛年鑑「世界の戦傷医療と自衛隊の医療体制」に論文投稿。
2016年4月 内閣官房参与を拝命。災害医療の第一人者として災害医療、自衛隊医療の拡充に努める。
2017年1月南スーダンで国連のPKOにあたる自衛隊の医療態勢の充実のためジプチ共和国・南スーダン共和国出張。
2017年2月 JICAによる災害リスクマネジメントの能力向上のための諮問任務のためトルコ出張。
2018年3月 台湾花蓮地震復興調査のため台湾出張。
2018年4月 John Cook-Jon Lee医師(2017年11月13日、南北軍事境界線を越え脱北した北朝鮮兵士を治療した医師)から韓国戦傷医療態勢の情報収集。